海外EV市場の最新トレンド:5つの新興国で急成長する電気自動車産業の秘密

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海外EV市場の最新トレンド:5つの新興国で急成長する電気自動車産業の秘密

更新日:2025年9月16日

はじめに

世界の電気自動車(EV)市場は、ここ数年で急速に成長を続けています。
主要国だけでなく、新興国においてもEV普及の波が広がりつつあります。
本記事では、国際的な統計とともに、私自身がヨーロッパを旅行した際に感じた
現地のEV事情も交えて紹介します。

世界のEV市場の現状と動向

国際エネルギー機関(IEA)の報告によると、2023年の世界のEV販売台数は約1,400万台に達し、
前年比で35%成長しました。特に中国、欧州、アメリカが市場を牽引しており、
それぞれの政策やインフラ整備が普及を加速させています。

新興国で急成長するEV市場の特徴

地域 普及率(2024年時点) 特徴
中国 24.6% 政府支援+国内メーカー台頭
欧州 15.4% 環境規制と政策主導
アメリカ 8.1% 州ごとの格差・テスラ依存
日本 1.35% HEV人気・充電インフラ不足

新興国でも政策やインフラ整備が進んでおり、
特にインドや東南アジア諸国で急速にEVの導入が進んでいます。

旅行で見た現地のEV事情(体験談)

私が2025年夏にドイツ・フランスを旅行した際、
街中でEV専用の駐車スペースや充電スタンドを頻繁に見かけました。
ドイツのフランクフルトでは、ショッピングモールの駐車場に
20基以上の急速充電器が並んでおり、平日の昼間でも利用者が多かったのが印象的でした。

フォルクスワーゲンの電気自動車 ID. Buzz の外観写真

フォルクスワーゲンID. Buzzの最新モデル

一方でフランス・パリでは、路上駐車エリアの一部がEV専用になっており、
旅行者としても「EVが生活に根付いている」ことを実感しました。
日本の駐車場ではまだほとんど見ない光景で、大きなギャップを感じました。

日本のEV市場の未来と課題

日本はハイブリッド車(HEV)の人気が高く、EV普及率は依然として低い水準にあります。
充電インフラの不足、車両価格の高さが課題ですが、
政府の目標や次世代バッテリーの開発が進んでいるため、
今後数年で普及が進む可能性は十分にあります。

まとめ:世界と日本のEV市場の展望

世界のEV市場は新興国を含めて大きく拡大しており、
日本も技術革新と政策支援次第では成長が期待できます。
私自身が旅行で見た欧州の状況と比較すると、
日本はまだ遅れている部分もありますが、
今後のインフラ整備と企業の取り組みに注目したいと感じます。

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